エクステンションIGTは11kgあります。重いです。
ただ、買って3ヶ月ほど使った今、その重さを不満だとは思っていません。むしろ、子どもがいる家庭にとっては、この重さこそが価値でした。
この記事では、11kgがどこで響いて、どこで効くのかを書きます。
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買ったもの
スノーピーク エクステンションIGT(型番 CK-090)。2026年5月に楽天市場で52,800円でした。
- 使用サイズ:最大 1348×498×400(h)mm / 最小 840×498×400(h)mm
- 収納サイズ:840×498×67(h)mm
- 重量:11kg
- 天板:竹集成材
- IGTユニットが2つ入ります
- 収納袋が付属
合わせて、グリルバーナー「雪峰苑」を組み込んで使っています。
IGT沼に、入らなかった話
スノーピークのIGTを調べ始めると、すぐに気づくことがあります。パーツが多い。
セパレートIGTや、IGTアイアングリルテーブルも検討しました。組み合わせの自由度は確かに魅力です。
ただ、組み立てる工程が多く、派生パーツも多すぎる。このまま行くとIGT沼にハマる、と感じました。
私はもともと、組み立てが必要なテーブルを避けてきました。設営のたびにパーツを組む作業が、単純に面倒だと思っていたからです。
エクステンションIGTは、組み立てが要りません
ここが決定的でした。
エクステンションIGTは、脚が最初から本体に付いています。収納袋から出して、脚を広げる。それだけで設置が完了します。
つまり、IGTシリーズでありながら、私が避けたかった「組み立て」がない。沼の入口に立ちながら、沼に入らずに済む選択肢でした。

他に決め手になったこと
店舗で実物を見たときに、竹集成材の天板がきれいで、デザインが気に入りました。そしてサイズ感が、3人家族にちょうど良かった。
持ってみたときに重さは感じました。ただ、そのとき同時に「頑丈だ」とも思ったのです。この直感は、あとで正しかったと分かります。
グリルやバーナーを組み込めることも、スタイリッシュだと感じました。
設営は10秒です
大げさではなく、10秒です。
袋から出して、脚を広げる。以上。一人でできます。
ただし、重さがあるので、力のない人には少し難しいかもしれません。
重さが響くのは、車の載せおろし
11kgが一番つらいのは、車への積み込みと、収納袋への出し入れです。
そしてもうひとつ。組み立てが不要な代わりに、収納サイズがテーブルのサイズそのものになります。840×498mmの板が、そのまま荷物になる。薄さは67mmですが、面積は大きい。
車に積むときや、収納袋に出し入れするときに、この「大きさ」を感じます。
分解して小さくなるテーブルと比べると、ここは明確に不利です。ハイエースだから許容できている、という面はあると思います。
それでも、子連れには重さが効く
ここからが本題です。
ぶつかってもひっくり返らない
ローテーブルで、しかも重量がある。だから子どもがぶつかっても、びくともしません。
キャンプ場で子どもが走り回るのは、もう避けられません。そのときにテーブルの上の飲み物がひっくり返るかどうかは、その日の平和に直結します。
端に手をかけても大丈夫
小さい子どもは、立ち上がるときにテーブルの端に手をかけます。全体重をかけてきます。
軽いテーブルだと、これで持ち上がったり傾いたりします。エクステンションIGTでは、そういう心配をしたことがありません。
11kgという数字は、口コミでは「重い」と書かれます。でも子どもがいる家庭では、それは「倒れない」と読み替えられます。
持ったときに感じた頑丈さの印象は、正しかったということです。
グリルバーナーを組み込む
グリルバーナー「雪峰苑」を組み込んで使っています。使い勝手は抜群でした。

テーブルの上に置かないので、場所を取りません。そして固定されるので、ずれる心配もない。子どもがいる環境で、火のついたものがずれないというのは、それだけで安心材料です。
雪峰苑そのものの使い勝手や、鉄板の手入れについては、スノーピーク雪峰苑レビュー|手入れの現実と、美味しく焼ける3つの理由に書きました。
使わない日は、ただのテーブルになります
グリルやバーナーを使わない日は、IGT部分を閉じてしまえば、普通のテーブルとして使えます。
調理をしないでお弁当を食べるだけの日も、これで問題ありません。この切り替えができるのが、思っていた以上に便利でした。
なお、私は焚き火をしませんし、火のランタンも使っていません。それでも調理の火は使います。その線引きについてはHAGOOGI LEDランタン レビュー|子どもがいるから火のランタンをやめたに書きました。
天板は竹集成材。焦げます
竹集成材なので、熱いものを直接置けば焦げます。火の近くに置いても焦げます。
ただ、これは対策があります。
グリルやバーナーを組み込む場合は、専用の燃焼防止器具が付属しているので、心配は要りません。
熱いものを直接置きたいなら、鉄製のIGTテーブルを組み込めば解決します。ここでIGTの拡張性が効いてきます。
傷については、刃物を落とせば当然つきます。ただ、お皿やコップを置いて使う分には、いまのところ傷はついていません。
誰におすすめで、誰には勧めないか
小さい子どもがいる家庭には、おすすめします。
倒れない、ひっくり返らない、組み立てが要らない。子どもから目を離せない状況で、テーブルの心配をしなくていいのは大きいです。そのうえ見た目もおしゃれです。
ソロや夫婦だけで使う人には、勧めません。
その場合、重さのデメリットだけを全部受けることになります。倒れない安心感を必要としないなら、11kgを運ぶ理由がありません。もっと軽くて小さくなるテーブルのほうが合っています。
まとめ
エクステンションIGTを子連れで使うなら、押さえておきたいのはこの3つです。
- 11kgは、車の載せおろしでは重い。でも現地では「倒れない」に変わる
- 組み立ては不要。脚を広げるだけで10秒。IGTシリーズだが、パーツを組む必要がない
- 天板は竹集成材なので焦げる。グリル使用時は付属の器具で、熱いものは鉄製ユニットで対応
「IGTは重い」で検索してここにたどり着いた方へ。重さは事実です。ただ、それが何を意味するかは、誰と使うかで変わります。

