車中泊は子どもが何歳からできるか|2歳3ヶ月でデビューした私の答え

「子どもは何歳から車中泊できますか」

私も同じことを調べました。そして、はっきりした答えが見つかりませんでした。

先に私の結論を書きます。年齢では決まりません。目安を言うなら離乳食が終わる1歳半あたりですが、大事なのはそこではなく、普段やっていることが車の中でできるかどうかです。

うちは2歳3ヶ月でデビューして、朝までぐっすり寝ました。でもそれは、うちの子がそうだったというだけの話です。

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うちは2歳3ヶ月、道の駅常総からでした

最初の車中泊は道の駅常総です。自宅から1時間かからない場所を選びました。

理由は、妻に「はじめから遠出はしないで、近場から試したい」と話してあったからです。何かあってもすぐ帰れる距離。これは正解でした。

就寝は21時30分から22時くらい。起きたのは6時頃です。

道の駅常総については道の駅常総で車中泊した記録|広くて眠りやすい、ただし5月の深夜は寒いに書きました。

なお、道の駅は本来、宿泊ではなく休憩のための場所です。家族で一晩過ごすなら、キャンプ場やRVパークのほうが気兼ねがありません。

一番心配だったのは、寝てくれるかどうか

夜泣きをしないか。車中泊ならではのトラブルが起きないか。行く前はそればかり考えていました。

結果は、寝付きもよく、朝まで一度も起きませんでした。

夜の外出でテンションが上がって、はしゃぎ疲れてそのまま寝た、という感じです。泣くこともぐずることもありませんでした。

起きたのは、大人のほうでした

暑い夜だったので、タオルケットだけで寝ました。ところが朝方にかけて冷えてきて、私と妻は寒さで目が覚めました。

子どもは、何ごともなかったように寝ていました。

家でちょうどいい寝具が、車でもちょうどいいとは限りません。暑い日でも、寒さに備えた寝具を1枚多く積んでおくことをおすすめします。

これは実際に一晩過ごすまで分かりませんでした。

寝る位置は、大人のあいだに挟む

3人で川の字です。子どもを真ん中にしています。

落ちる心配はありません。ベッドキットの上に布団を敷いているので、そもそも落ちる隙間がない作りになっています。ここは寝床の作り方の話になるので、ハイエースの車中泊ベッド|FLAT4とふとんファクトリーで作った家族3人の寝床に書きました。

おむつ替えは、車の中で十分にできます

寝かせて替えるには十分な広さがあります。外に出る必要はありません。

出かけた先でおむつ替えの場所を探すことは、ほとんどありません。車の中で替えています。

これがなければ無理だった、3つ

ベッドキットと布団があることを前提にして、そのうえで「これがなかったら車中泊は続けられなかった」というものが3つあります。

装備使う季節買い足したかなぜ必要か
ポータブルクーラー(ラ・クール)夏買った(台座込み188,980円)クーラーなしでは暑くて眠れない
サンシェード通年最初は後部だけ。あとから全窓ぶん買い足した室内灯をつけると、外から丸見えになる
羽毛布団春と秋家で使っているものを流用(0円)春と秋の寒暖差に対応できる

ラ・クールについて知りたい方は真夏のハイエース車中泊に、ポータブルクーラーは必要か|ラ・クールを使った記録に書きました。

サンシェードは、はっきり失敗しました。

値段が高かったので、最初は後部の窓だけ買いました。フロントガラスと左右のフロントドアの分は買わずに出発したのですが、実際に車中泊をしてみると、フロントガラスから車内が丸見えで、とても恥ずかしい思いをしました。

すぐに追加で買いました。全窓ぶん、最初から買ってください。前席の後ろにカーテンを付けて仕切る方法もあります。

うちで使っているのは、マルチシェードのフロント3枚セットとリア9枚セットです。最初にリアだけ買い、フロントはあとから買い足しました。

※サンシェードは車種と型式ごとに形が違います。同じ200系ハイエースでも、型式と窓の仕様が違うと入りません。購入前に、必ず自分の車の型式と年式を確認してください。私のハイエースは、バンの8型・ワイド・ロングで、左右のスライドドアに小窓が付いているタイプです。

逆にいちばん良かったのが羽毛布団です。家で使っているものをそのまま積んでいるだけなので、追加のコストはゼロ。もともと家にあるものなので、新しく収納場所を用意する必要もありません。羽毛布団は、本当におすすめしたい。

冬は、まだ分かりません

うちは、まだ冬の車中泊をしていません。

夏はラ・クールで暑さに対応できました。春と秋は小窓を開けたり、衣類や掛け布団で調整しています。でも真冬は未経験です。

これから電気毛布と羽毛布団で試すつもりですが、子どもを連れて行く前に、まず私ひとりで寒い車中泊を体験します。そこで対策を考えてから、子どもを連れて行くかどうかを決めます。場合によっては、真冬は行かないという選択もあると思っています。

車中泊で使っているポータブル電源については、Anker Solix C2000 Gen 2 レビュー|車中泊でクーラーは一晩もつかで検証しています。

私の答え:年齢ではなく、普段のことが車でできるか

2歳は行けることが確認できました。でも、よく夜泣きをする子なら2歳でも大変だと思います。

授乳中の子やミルクを飲んでいる子は、避けたほうがいいと考えています。妻の負担が大きいですし、ミルクの準備は家とは勝手が違います。

うちが初めて宿に泊まったのは1歳1ヶ月のときでしたが、離乳食の時期で食事がとにかく大変でした。あの状態で車中泊は無理だったと思います。だから目安を言うなら、離乳食が完了する1歳半くらいからです。

ただ、子どもの性格も成長のスピードもさまざまです。車中泊は季節や天気といった外の要因にも左右されます。

だから年齢で判断するより、普段やっていることが車の中でできるかどうかを考えてください。寝る、食べる、着替える、おむつを替える。この4つが車の中でできるなら、行けます。

不安なら、まず自宅の駐車場で試してください。一晩過ごしてみれば、何が足りないかが分かります。

もうひとつ、キャンプ場によっては夜間の走行が禁止されています。何か足りないものが出ても、夜中に買いに行けません。この点も頭に入れておいてください。

実は、妻のケアが一番大事でした

子どものことを気にかけるのは当然ですが、それと同じくらい大事だったのが妻の不安でした。

はじめから遠出せず近場から試す、と先に話していたことで、理解を得たまま続けられています。もしも1回目からいきなり遠くへ行って、トラブル続きだったら、2回目はなかったかもしれません。

いまは子どもが車中泊を楽しみにして、行く前からはしゃいでいます。その様子を見て、妻も楽しむようになりました。

ここまで来るのに、何回かの積み重ねが要りました。

まとめ:連れて行く前に確認したい3つのこと

  1. 年齢ではなく、寝る・食べる・着替える・おむつを替えるの4つが車の中でできるか
  2. 全窓ぶんのサンシェードを、最初から用意する。後部だけでは足りませんでした
  3. 1回目は近場にする。家族の理解を得るためにも、すぐ帰れる距離から始めてください

最後に

ハイエースは、家族で車中泊をしたくて買いました。

そこから家族でのキャンプも始まって、子どもに新しい経験や新しい景色を見せられるようになりました。最高の買い物ができたと思っています。

車中泊は不便ですし、不意のトラブルも起きます。でも、そのほうが後になっていい思い出として振り返れます。

快適な装備を揃えるとお金はかかります。ただ、一度そろえてしまえば、泊まるたびに宿代がかかることはありません。宿泊費が上がって気軽に旅行へ行きにくい今だからこそ、家族で車中泊の非日常を楽しんでほしいと思います。

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