最初の一か所としてどこを選ぶか迷っているなら、ふもとっぱらでいいと思います。
理由は単純で、場所が良かったら次のキャンプにつながるからです。家族に「また行きたい」と思ってもらえるかどうかは、実は最初の一回でほぼ決まります。
ただし、ひとつだけ考えて場所を決めてください。トイレとの距離です。私はここで失敗しました。
6月上旬の土日に、2歳の子どもと1泊してきました。
この記事では、公式サイトを見ても分からないことを書きます。傾斜はどうなのか、トイレは子連れでも大丈夫か、オムツはどこで替えるのか、虫は出るのか。
料金と基本情報
入場料
- 中学生以上:1,000円
- 小学生:500円
- 未就学児:無料
車両利用料
- 自動車:2,000円
- バイク・自転車:1,000円
- キャンピングカーなどの大型車:4,000円
我が家は大人2人と未就学児1人、自動車1台だったので、合計4,000円でした。1泊でこの金額なら、かなり安いほうだと思います。
チェックインは8:30から17:00、チェックアウトは翌14:00です。超過すると1予約につき1時間1,500円かかります。
チェックアウトが14:00というのは、子連れにはありがたい時間です。朝ゆっくりできて、撤収を焦らずに済みます。
※料金やチェックイン・チェックアウトの時間は変わることがあります。行く前に公式サイトで確認してください。
予約が、実は一番の関門です
ふもとっぱらは人気があるので、予約が取れないと始まりません。
予約は公式サイトの予約システムで受け付けていて、毎月第1水曜日の19時に、翌々月分の受付が始まります(公式サイトの例では、6月3日(水)に8月1日〜31日のチェックイン分)。土曜に泊まりたいなら、この日時に合わせて動く必要があります。行きたい日が決まったら、まず公式の予約ページで受付開始日を確認してください。
キャンプサイトはキャンセル料がかかりません。ただし手続きは必要で、利用日の前日17時までに済ませます。
サイト:地面も傾斜も、場所によって全部違います
ふもとっぱらはフリーサイトです。区画がないので、着いた順に好きな場所を選びます。
地面は芝、土、砂利と場所によってさまざまです。「ここは芝」と決まっているわけではないので、実際に歩いて確かめることになります。
車の横付けができます
オートキャンプ場なので、車をサイトに乗り入れられます。荷物を運び出す必要がないのは、子連れにとってかなり大きい。
抱っこしながらコンテナを運ぶ、という作業が発生しません。
車を横付けできるのでカーサイドタープで過ごしました。カーサイドタープについてはハイエースのカーサイドタープ|一人10分、18,150円で日陰をつくるに書きました。
傾斜はあります。でも、選べます
傾斜は各所にあります。段差もあります。
ただ、それが問題になることはありませんでした。広大なので、平らなところを探せば必ず見つかります。
車中泊をする人は特に気にする部分だと思いますが、「傾斜がある」と「傾斜を避けられない」は別の話です。ふもとっぱらは後者ではありません。
電源サイトはありません
電源付きのサイトはないので、電気が必要なら自分で持ち込むことになります。
ポータブル電源を使ったクーラーについては真夏のハイエース車中泊に、ポータブルクーラーは必要か|ラ・クールを使った記録に書いています。
設備
トイレ:綺麗で、洋式、ウォシュレット付き
ここは期待以上でした。綺麗で、洋式で、ウォシュレットまで付いています。
キャンプ場のトイレが理由で家族が乗り気にならない、というのはよくある話ですが、ここではその心配がありませんでした。
オムツ替え台は、見つけられませんでした
場内を見た限りでは、オムツ替え台は見つけられませんでした。公式サイトの施設案内にも、オムツ替え台や授乳室の記載はありません。
ただ、これは困りませんでした。テントの中か車の中で替えれば、人目を気にせずに済みます。 むしろそのほうが落ち着いて替えられます。
オートキャンプ場で車が横にあるというのは、こういうときに効いてきます。
炊事場:お湯は出ません
お湯は出ないので、冬場や食器洗いはそれなりに冷たいと思ってください。
お風呂:無料です
お風呂があって、しかも料金は無料です。
1泊4,000円でお風呂に入れると考えると、コストパフォーマンスはかなり良いと思います。
ゴミ:専用袋が100円
ゴミ捨ては専用のゴミ袋が100円です。
灰、ペットボトル、缶、ガス缶、ビン、段ボールは無料で捨てられます。ガス缶を引き取ってもらえるのは地味に助かります。
虫は、ほとんどいませんでした
6月上旬に行きましたが、虫はほとんど気になりませんでした。
ただしこれはサイト選びによると思います。木々が近い場所は虫がいるかもしれません。開けたサイトを選べば、虫の心配はほぼありません。
子どもはどう過ごしたか
広い土地で、子どもがのびのび遊べるのが本当に気持ちいい。これが一番の魅力かもしれません。
ストライダーを持っていったところ、ずっと楽しそうに走り回っていました。平坦で広い場所があるキャンプ場なら、乗り物系のおもちゃは持っていく価値があります。
遊具は基本的にありません。ただ、中央の大きな炊事場とトイレがある場所に小さな池があって、そこで子どもたちがたくさん遊んでいました。
妻は何を見て「良かった」と言ったか
富士山を見ながらキャンプができる。これはやはり特別です。とても癒されます。
そしてもうひとつが、トイレとお風呂が綺麗なことでした。女性や子どもが安心して過ごせるかどうかは、景色より設備で決まります。 ここを外すと、次のキャンプに誘えなくなります。
困ったこと:夜のトイレが遠い
これが唯一にして最大の失敗でした。
場所によっては、トイレがかなり遠くなります。私は酒を飲んで寝て、夜中にトイレに行きたくなって起きたのですが、近くにトイレがなくて漏れそうになりました。
ではトイレの近くにすればいいのか、という話
ところが、話はそう単純ではありません。
トイレの近くにサイトを取ると、今度はサイトの周りを人が行き来する量が増えます。 落ち着かないのです。
近すぎると人通りが気になり、遠すぎると夜に困る。この距離感をどう取るかが、ふもとっぱらでのサイト選びで一番考えるところだと思います。
子連れの場合、夜中に子どものトイレに付き合う可能性もあります。私の失敗を踏まえるなら、「歩いて行ける距離だけれど、動線からは少し外れている場所」を探すのが正解だと思います。
買い出しはどこでするか
高速からキャンプ場までの道中にマックスバリュ富士河口湖店があります。買い出しはここで済ませてしまうのが良いです。
売店にはオリジナルグッズや薪も売っているので、薪を忘れても現地で買えます。
私は中央道の河口湖インターで降りて向かいました。
どんな人におすすめか
どんな人でも楽しめると思います。
ソロでも、ファミリーでも、グループでも成立するのが、広大な土地を持っているふもとっぱらの良いところです。人が多くても、場所が広いので窮屈さを感じません。
そして繰り返しになりますが、最初の一か所としておすすめしたい。 憧れの場所で、景色が良くて、設備も綺麗。ここで家族に楽しんでもらえれば、次のキャンプにつながります。
妻が綺麗で快適だったと満足していたキャンプ場については月夜湖むつざわオートキャンプ場レポ|真夏でも虫がいない、2歳と行った記録に書きました。
この日、持って行ったもの
- グリルバーナー 雪峰苑 → スノーピーク雪峰苑レビュー|手入れの現実と、美味しく焼ける3つの理由
- カーサイドタープ一式 → ハイエースのカーサイドタープ|一人10分、18,150円で日陰をつくる
- LEDランタン → HAGOOGI LEDランタン レビュー|子どもがいるから火のランタンをやめた
- ストライダー(子ども用のペダルなし自転車)
たこ焼きは、家のホットプレートのプレートで焼けます
雪峰苑には純正のたこ焼きプレート(CS-356)があります。ただスノーピークの公式サイトでは在庫なしで、5,280円という価格表示と再入荷通知のボタンだけが出ている状態です。
そこで、家で使っているBRUNOのコンパクトホットプレートに付いてきたたこ焼きプレートを持って行って、雪峰苑に載せました。問題なく焼けました。
純正が買えなくて諦めている方がいるなら、家のホットプレートの付属プレートを一度当ててみてください。サイズが合えば、それで済みます。
まとめ
ふもとっぱらに子連れで行くなら、覚えておくといいのはこの3つです。
- サイト選びはトイレとの距離で決める。 近すぎると人通りが気になり、遠すぎると夜に困ります
- 傾斜はあるが、避けられる。 広いので平らな場所は必ず見つかります
- 買い出しは道中のマックスバリュ富士河口湖店で。 現地の売店は薪とグッズが中心です
料金と予約ルールは変わることがあります。行く前に公式サイトで最新の情報を確認してください。

