我が家が初めて車中泊をしたのが、道の駅常総です。
駐車場が広く、両隣に車がいても間隔にゆとりがあります。路面は平らで、トイレは24時間使えて、23時まで開いているお風呂まで隣にある。車中泊で困りがちなことが、ひととおり解決します。
ただ、ひとつだけ失敗しました。5月中旬に行ったのですが、深夜に寒すぎて眠れませんでした。
2歳の子どもを連れて、21時ごろに到着し、翌朝10時半ごろに出発しました。
この記事では、音や明るさ、路面といった「実際に一晩過ごさないと分からないこと」を書きます。
場所と駐車場
茨城県常総市むすびまち1番地。国道294号沿いで、圏央道の常総インターチェンジを降りてすぐです。
駐車場は普通車116台、大型車48台、身障者用4台。24時間駐車できます。
この台数なので、停められないという心配はまずありません。私が行った夜も、余裕がありました。
一晩過ごして、眠れるか
ここが車中泊で一番知りたい部分だと思うので、順に書きます。
音:大型車のアイドリングは気になりません
大型車のエリアが分かれているので、トラックがエンジンをかけていても離れています。駐車場が広いおかげで、音はほとんど届きません。
ただ、気になったのは別のところでした。
国道沿いなので、深夜にバイクの走行音が聞こえます。暴走族のような音で、実際に一度目が覚めました。
これは道の駅の問題ではなく、幹線道路沿いという立地の問題です。頻繁ではありませんでしたが、音に敏感な人は耳栓があると安心かもしれません。
明るさ:ちょうどいい
街灯はありますが、サンシェードで遮ってしまえば気になりません。
そして、暗すぎないのはむしろ利点です。夜中にトイレへ行くとき、真っ暗な駐車場は女性や子どもには怖い。ここはちょうどいい明るさでした。
路面は平らです
傾斜はありません。寝床の傾きを気にする必要はありませんでした。
隣の車との距離にゆとりがあります
これが一番良かった点かもしれません。
駐車場が広いので、両隣に車がいても間隔が広めです。窓の外がすぐ隣の車、という状態になりません。ストレスなく過ごせました。
夜中の人の出入り
道の駅なので、深夜も車の出入りはあります。ただ、先ほどのバイク以外は気になりませんでした。
困ったこと:5月中旬の深夜が寒い
これが唯一の、そして大きな失敗でした。
夜、寝るときは暑いくらいだったのです。ところが深夜になって一気に冷え込み、寒くて眠れませんでした。
5月は油断します。日中は暖かく、寝る前も暖かい。だからそのまま寝てしまう。ところが明け方に向けて気温が落ちていきます。
これから車中泊を始める人へ。春と秋は、寝る前の体感で判断しないでください。防寒具や羽毛布団を積んでおくべきです。
我が家の寝床についてはハイエースの車中泊ベッド|FLAT4とふとんファクトリーで作った家族3人の寝床に書きましたが、あのとき布団をもう一枚積んでいれば、と後から思いました。
トイレは24時間使えます
24時間使えます。
綺麗さは、「汚くはないが、とても綺麗というほどでもない」という印象でした。困るレベルではありませんが、期待しすぎないほうがいいと思います。
お風呂が23時まで開いています
隣接する「常総ONSEN&SAUNA お湯むすび」が、入浴23時まで営業しています。
料金は大人が平日980円、土日祝1080円。3歳から小学生は平日600円、土日祝700円です。
車中泊で一番困るのはお風呂です。それが夜遅くまで隣で解決できるというのは、この場所の大きな強みだと思います。到着が遅くなっても間に合います。
子連れで使えるか
遊具があります
滑り台などの遊具が少しあります。
そして、隣のTSUTAYA BOOKSTOREの中にも滑り台があります。天気が悪い日でも、子どもが体を動かせる場所があるのは助かります。
TSUTAYA内のキッズパークは10時から18時、書店自体は9時から21時までです。
授乳室とオムツ替え
TSUTAYA BOOKSTORE 常総に、授乳室が2部屋とオムツ替え台が2台あります。調乳用のお湯も用意されています。
ただし、これは書店の営業時間内だけです。夜間や早朝は使えないので、車の中で対応することになります。
メロンパンは朝9時から。並びます
ここのメロンパンは、評判どおり美味しいです。
売っているのは「ぼくとメロンとベーカリー。」で、9時から。かなり並びます。
そして、数時間おきに焼き上がりが追加されます。そのたびに行列ができるので、タイミングを見て並ぶことになります。
車中泊をして、朝9時に買って帰る。この流れがきれいにハマります。私もそうしました。
道の駅で一晩過ごす前に
道の駅について、国土交通省は道の相談室で、「運転の途中で疲労回復のために車内で仮眠をとるなどしていただくことはかまいません」とする一方で、「駐車場など公共空間における宿泊利用は基本的にご遠慮いただいています」としています。
この日の私の使い方(21時に着いて、翌朝10時半に出発)は、仮眠の範囲を超えていたかもしれません。なのでこの記事は、「道の駅に泊まるのがおすすめ」という話ではありません。
家族で一晩過ごすことが目的なら、キャンプ場か、車中泊用の区画を有料で貸しているRVパークを探してください。道の駅は、長い移動の途中で休むための場所として使うのが本来の形です。
使うときも、車の外では何もしません。タープを張る、椅子を出す、調理をする、ゴミを置いていく。どれもやりません。ハイエースのカーサイドタープ|一人10分、18,150円で日陰をつくるでも同じことを書きました。使い方を間違えれば、車中泊そのものが締め出されることになります。
方針は道の駅ごとに違います。行く前に、その道の駅の公式サイトで確認してください。
どんな人におすすめか
長い移動の途中で、安心して休める場所を探している人におすすめです。
駐車場が広く、路面が平らで、トイレが24時間使えて、お風呂が近くにある。車中泊で不安になる要素が、ほとんど潰れています。
隣との距離が確保できるので、「車中泊って周りが気にならないのかな」という不安も薄いと思います。
道の駅しょうなんで車中泊したときのことは、道の駅しょうなんで車中泊した記録|夜に停められるのは90台だけでしたに書きました。
この日、持って行ったもの
- ポータブル電源(Anker Solix C2000 Gen 2)と、家で使っている電気ケトル(デロンギ KBLA1200J-BK)。これでカップ麺を食べました。外でお湯が沸くだけで、夜の食事はかなり楽になります
- 寒さ対策に、家の羽毛布団
羽毛布団を1枚しか持って行かなかった話
5月の深夜は寒い、と書きました。その対策として積んだのが自宅の羽毛布団です。ただ1枚しか持って行っておらず、しかもシングルサイズでした。それを妻と子どもと3人で分けて寝ています。
足りません。
いまはふとんファクトリーで、ハイエースのサイズに合わせた寝床を作っています。その経緯はハイエースの車中泊ベッド|FLAT4とふとんファクトリーで作った家族3人の寝床に書きました。寒い時期に車中泊をするなら、寝床は家のもので間に合わせないほうがいいです。
まとめ
道の駅常総で車中泊するなら、覚えておくといいのはこの3つです。
- 駐車場が広く、隣との間隔にゆとりがある。初めてでも落ち着いて過ごせます
- 春と秋は深夜に冷えます。寝る前の体感で判断せず、防寒具を積んでください
- お風呂は隣で23時まで。メロンパンは朝9時から、並びます
施設の営業時間や料金は変わることがあります。行く前に各施設の公式サイトでご確認ください。
※本文中の施設情報は2026年9月時点で確認したものです。私が訪問した時点の情報とは異なる場合があります。

